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2013-04-14 02:55 | カテゴリ:転生モンスター

 皆様、こんばんは、もしくはおはよう、こんにちは。じゅんいちです。
 長きに渡る戦いを終えたのでその記録を綴りたいと思います。

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 開口一番に同居人であるエルキドゥに告げる。

「――これからラギ雪原に行って来る。奴と出会うまでは帰らない。俺が帰るまで留守を頼むぞ」

 彼女は一瞬、心配そうに目を伏せたがにこり、と微笑みを浮かべた。俺の決意を彼女も感じ取ったのだろう。無論、不安はあろう。かくいう俺にだって不安はある。だが、それでもこんなところでいつまでも足を止めているわけにはいかない。俺は先へ進む。

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 俺が家を出るまでの間、彼女は笑顔でい続けた。彼女の為にも無事に帰還しなければならない。強い思いを胸に秘めて俺は目的地であるラギ雪原へと向かった。

 
 シルバーデビル。俺の目的はこのモンスターにある。否、正しくはシルバーデビルの転生モンスターであるデビルロードだ。彼奴の落とすアクセサリー”黒アイパッチ”を入手すべく、俺はここ暫くラギ雪原に通っていた。
 だが、この戦いの難点はそもそもシルバーデビルと戦うこと自体が困難なのである。視界の悪さ、他のプレイヤーとの奪い合い。これらを全て打ち倒さなければならない。
 
 どんどんと失われていく集中力。それに伴い襲い掛かる睡魔という最大のモンスター。冥王もかくやという強敵。そんなモノが襲い掛かるなか俺は機械のようにシルバーデビルをなぎ倒していく。
 だが、それも限界が近づく。俺は心も折れ、倒れこむ――。

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 ――ダメだ。まだこんなところで諦めるわけにはいかない。俺の帰りを待つ彼女のためにもこんなところで膝を屈するわけにはいかない。
 折れかけた精神を奮い立たせて再び戦いに向けて走り出す。
 倒す倒す倒す倒す倒す。
 殺す殺す殺す殺す殺す。

 幾たびの戦闘を終えただろうか。いよいよもってMPも切れてきた。ここは一度、俺の故郷であるランガーオ村に行くとするか。や、本当ところはエテーネ村ではあるが。
 だが、目の前で浮遊するシルバーデビル。
(コイツだけ倒しておくか……)
 
 何の気なしにぶつかると。出現するまもののむれ。シルバーデビルが一匹とお目当てのデビルロード。(すいません。焦りすぎて写真撮るの忘れてました)

 しかし、このモンスターは強い。削られていくHPと既に消耗しきっているMP。死闘である。
 その死闘を制した俺は落とした宝箱の中身を握り締め。ルーラストーンを掲げた。

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 まさに憔悴しきった身体を引きずり玄関の扉へ向かう。

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「ただいま。見ろ、取れたぞ。これが黒アイパッチだ――」

 ああ、だがしかし。そんなことよりも無事に帰還できたことの方が嬉しい。

「――おかえり」

 その言葉に全て集約されていた。様々な思いを胸に秘めて帰りを待っていたのだろう。彼女の目には涙が浮かんでいる。俺の帰る場所はここにある。なにがあっても帰らなければならない場所が。それを再確認して俺の意識は途切れた。



――翌日――



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「合成分取ってくるぞ!」

「………………」

 彼女は何も言わなかった。


 えー、ちょっと一言よろしいでしょうか。書いてて悲しくなりました。俺はなにしてんだと。写真を撮っていた時はノリノリだったのですが書いていると泣きたくなりました。本当はエルキドゥの台詞とかもっと多くてじゅんいちが戦ってる間に、その時、彼女はみたいな描写もあったのですが削除しました。ネカマの人って凄いや。俺には無理だ。

  


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